増加するオール電化マンション

オール電化のマンションが増えていますが、どんなメリットに目をつけたのでしょうか。オール電化をご検討のご家庭に、ヒントとなれば幸いです。

オール電化のネック

このところオール電化マンションが増えてきたようです。
しかし、増えたと言ってもオール電化マンションの普及率は5%程度にとどまっています。 一方で新築戸建住宅の約50%がオール電化となっていることから見るとかなり低い数字です。

この理由にオール電化のネックは設備機器の初期投資費用が高いことがあげられます。
IHクッキングヒーターやエコキュート等の機器はガス機器よりもかなり割高です。
一戸建の場合は敷地内へのガス引き込み工事や敷地内のガス配管のコストがかからないのでオール電化とガスの初期費用は大体同額で済みます。
これに対してマンションの場合は多数の世帯に対して1箇所だけガスを引き込めばマンション内の配管がまとめてできるガスは工事費を安く抑えることができます。

ガスと比較したオール電化

しかし、オール電化ではそのようなことが出来ませんので、一世帯あたりのオール電化の設備の初期投資分が高くなります。 オール電化マンションの場合、販売価格を数%程度は高く設定しなくてはなりません。

ただし、エコキュートなどの機器の価格が今後安くなれば、オール電化マンションは増える可能性があります。
例えば、東京電力のサービス区域内にあるオール電化マンションは、集合住宅用エコキュートの開発・発売によって急速に増えているようです。

これは、エコキュートがエコであると認識されたからだと思われますが、昨今のマンションのコンセプトには、環境共生と言う言葉が多用されていますから、消費者の環境意識への高まりからオール電化マンションはさらに伸びるのではないでしょうか。

オール電化の新築マンションに住んでいる人を対象にした調査では、快適性はもちろん、家事の省力化や光熱費の安さなども評価されていて、90%以上の人が満足しているという結果が出たそうです。
さらに、IHクッキングヒーターやエコキュートを採用した新築のオール電化マンションに住んでいる人を対象にした意識調査での満足度の第一位は「光熱費の安さ」という結果が出たそうです。
次に「掃除の簡単さ」や「火災の心配が少ない」が続きますが、オール電化マンションの経済性が高く評価されています。

オール電化の普及率|増加するオール電化マンション|築100年でもオール電化は可能?